イオンゴールドカードの特徴と入手条件

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イオンゴールドカード 条件 特徴

イオンゴールドカードは、イオングループのイオンクレジットサービスが発行するイオンカードのゴールドカードです。

イオンゴールドカードは通常のイオンカードに比べるとステータスが高く、特典も充実しています。

しかしイオンゴールドカードは多くのゴールドカード同様に招待制のため、作りたい人が誰でも作れるわけではありません。「イオンゴールドカードが欲しいけどどうすれば招待されるのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、イオンゴールドカードの特徴と入手条件についてご紹介。イオンゴールドカードを持ちたいという人は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

イオンゴールドカードの特徴

まずは、イオンカードゴールドの概要をまとめてみましょう。

<イオンゴールドカード>
イオンゴールドカード イオンカード ゴールドカード

項目 内容
年会費 無料
ブランド VISA・Mastercard・JCB
貯まるポイント WAON POINT
ポイント還元率 0.5~1.0%
追加可能カード 家族カード・ETCカード(共に無料)
ショッピングセーフティ保険 年間300万円
クレジットカード盗難保険 全額
海外旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)

そしてイオンゴールドカードには以下のような特徴があります。

  1. ゴールドカードなのに年会費が永年無料
  2. 対象の国内空港のラウンジが無料で使える
  3. 海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯する(利用付帯)
  4. 付帯する国際ブランドのゴールドカードの特典も受けられる
  5. 全国の「イオンラウンジ」が無料で使える

イオンゴールドカードの特徴を1つずつ見ていきましょう。
 

イオンゴールドカードの特徴
① ゴールドカードなのに年会費が永年無料

イオンカードは発行も年会費もすべて無料なのが大きな特徴ですが、これはイオンゴールドカードにランクアップしても変わりません。

ゴールドカードは5000円~1万円程度の年会費が発生するものが多い中で、ずっと無料で特典が豊富なゴールドカードを持てるイオンゴールドカードは、非常にお得といえます。
 

イオンゴールドカードの特徴
② 国内空港のラウンジが無料で使える

空港ラウンジとは空港や飛行機の利用者が過ごすことのできる待合室のようなもので、ドリンクや食事の提供を始め、スマホ充電器やパソコンの貸出、シャワーなど様々なサービスが提供されています。

そしてこの空港ラウンジは、多くの場合で一定以上のランクの飛行機チケットを持つ人や、空港ラウンジサービスの付帯したクレジットカードの所有者のみが利用できます。

誰でも利用できるわけではなく、何らかのステータスが必要ということです(利用料を支払うだけで使える空港ラウンジもあり)。

イオンゴールドカードは、国内主要空港のラウンジを無料で使うことができます

イオンゴールドカードで利用できる国内の空港ラウンジは、以下の通りです。

空港 ターミナル ラウンジ名
羽田空港(国内線) 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE CENTRAL
第2旅客ターミナル POWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE CENTRAL
エアポートラウンジ(南)
成田空港 第2旅客ターミナル IASS Executive Lounge 2
新千歳空港(国内線) 国内線旅客ターミナル スーパーラウンジ
伊丹空港 国内線旅客ターミナルビル ラウンジオーサカ
福岡空港 国内線旅客ターミナル ラウンジTIME/ノース
国際線旅客ターミナル ラウンジTIMEインターナショナル
那覇空港 国内線旅客ターミナル ラウンジ華~hana~

関西国際空港や中部国際空港がないのがやや残念ですが、羽田空港や成田空港はもちろん、新千歳空港・伊丹空港・福岡空港・那覇空港といったその他の主要空港はカバーしています。

イオンゴールドカードは、飛行機を使った旅行や出張が多い方にとって強い味方になってくれるはずです。
 

イオンゴールドカードの特徴
海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯する(利用付帯)

イオンゴールドカードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が無料付帯します。

イオンカードは旅行傷害保険にやや弱い点が否めず、ぜひつけておきたい海外旅行傷害保険が付帯するのは、イオンゴールドカードの他には「TGCカード」「イオンSuicaカード」「KNTカード」の3つしかありません。

つまりイオン系のクレジットカードで海外旅行傷害保険が付帯しているイオンゴールドカードは、とても貴重な存在。

先に紹介した空港ラウンジの利用とこの旅行傷害保険の付帯は、出張や旅行の機会が多い人にとっては見逃せない特徴でしょう。

ただしイオンゴールドカードの旅行付帯保険は、国内・海外共に「利用付帯」、つまり電車や飛行機などのチケット料金またはツアー料金をイオンゴールドカードで支払っている場合のみに保険が適用される内容。

持っているだけで保険が適用される「自動付帯」ではない点には注意しましょう。
 

イオンゴールドカードの特徴
付帯する国際ブランドのゴールドカードの特典も受けられる

イオンゴールドカードは、Visa・Mastercard・JCBの3つの国際ブランドを選んで付帯することができます。

このうち、Visa もしくは Mastercard については、イオンゴールドカード自体の特典とは別に、Visa・Mastercard のゴールドカードの特典も受けることができます

例えば、Visaゴールドカードの特典は、海外ではWiFi端末のレンタルサービスや国際線クロークが割引で使えたり、国内ではプレミアムカーのレンタルが割引で使えたりします。

あまり目立たない特典ですが、地味に役立つものが多くうれしいポイントです。
 

イオンゴールドカードの特徴
全国の「イオンラウンジ」が無料で使える

イオンラウンジ」とは全国のイオン店舗内にある特別な会員向けのラウンジで、ドリンクやお菓子などの飲食物、新聞や雑誌・インターネットの閲覧やスマホの無料充電などのサービスの提供を受けることができます。

イオンラウンジを使える「特別な会員」は、イオンゴールドカード会員の他、株主カードを持っている人、「イオンラウンジ会員証」(イオンカード・イオンカードセレクトを使ってイオン直営売り場で年間40万円以上利用した人のみ取得可能)を持っている人のみです。

利用時間は1回30分に限られるものの、買い物の合間にちょっとした休憩をとるのに最適な場所となっています。

日常的にイオンを利用する人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
 

イオンゴールドカードの特徴
イオンカード自体の特典も受けられる

イオンゴールドカードはイオンカードの上位版であり、広い意味ではイオンカードの一種です。

そのためイオンカード自体が持つ特徴・特典は、イオンゴールドカードでもすべて受けることができます。

イオンカード自体の特徴は、以下の通りです。

  • 200円(税込)で1円相当のポイントが貯まる
  • ただしイオングループ対象店舗は200円(税込)で2円相当のポイントが貯まる
  • 毎月10日はイオングループ対象店舗以外でも200円(税込)で2円相当のポイントが貯まる
  • 毎月20日・30日の「お客様感謝デー」は買い物代金が5%オフになる
  • 毎月5日の「G.G感謝デー」は55歳以上の買い物代金が5%オフになる
  • 「イオンシネマ」で映画がいつでも300円割引で見られる

見てわかるように、イオンカードはイオン系のお店で使うとポイントが貯まりやすかったり、お得に買い物できたりと、メリットが大きいのがセールスポイント。

自宅や会社の近くにイオン系のお店があり、日常的に利用するような人は、イオンカードを持っておくとお得にお買い物ができますよ。

 

イオンゴールドカードを持つための条件とは?

イオンゴールドカードは完全招待制、つまり何らかのイオンカードを持っている会員の中から招待を受けた人のみがアップグレードできます。

いきなりイオンゴールドカードを申し込んで作ることはできませんので、ここからは、完全招待制であるイオンカードゴールドを持つための条件を紹介していきましょう。

イオンゴールドカードを持つための条件
イオンゴールドカードにアップグレートできるイオンカードは限られている

2023年3月現在、イオンカードは提携カードを含め全部で50種類以上発行されていますが、このすべてがイオンゴールドカードにアップグレードできるわけではありません。

イオンゴールドカードにアップグレードできるイオンカードは、50種類以上の中でたった6種類のみ。この6種類を選ばないとイオンゴールドカードへの招待は届きません。

イオンゴールドカードにアップグレードできるイオンカード

  1. イオンカード(WAON一体型)
  2. イオンカードセレクト
  3. イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)
  4. イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
  5. イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)
  6. イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)

つまり将来的にイオンゴールドカードを持ちたければ、まず最初にこの6種類のイオンカードを作るところから始める必要があるわけです。

なお、カードの名称で「WAON一体型」となっているものは、クレジットカード機能に加えて電子マネー「WAON」の機能が、「イオンカードセレクト」となっているものはクレジットカード機能・電子マネー「WAON」機能の他、イオン銀行のキャッシュカード機能も備えています。

ミッキーマウス デザイン」と「トイ・ストーリー デザイン」は、それぞれ券面デザインが異なるだけで機能自体はイオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクトと全く同じものです。
 

イオンゴールドカードを持つための条件
上記6種類で年間50万円以上カードショッピングをする必要がある

そして肝心の、上記6種類のイオンカードをイオンゴールドカードにアップグレードさせるための条件ですが、これは運営会社のイオンクレジットサービスが公表しています。

その条件とは「年間カードショッピングの総額50万円以上」です。

つまり上記6種類のうちいずれかのイオンカードで、1年間(毎年1月11日~翌年1月10日、3月請求~翌年2月請求)に50万円以上のショッピングをすればよい、というわけです。

この条件を満たした人は、自動的にイオンゴールドカードに切り替えて届けられます。

先に紹介したようにイオンゴールドカードの年会費は無料なので、自動的にイオンゴールドカードが送られてきてもマイナスになることはありません。

なおカードの有効期限まで1年未満などの一部の人へは、自動的にイオンゴールドカードが送られるのではなく、イオンゴールドカードへの切り替えを案内するダイレクトメールが送られます。

メールを見落とさないようにしましょうね。
 

イオンゴールドカードを持つための条件
「年間カードショッピング総額年間50万円以上」でなくてもアップグレードされることもある

ただし「他の一定の基準」を満たした人にも、イオンゴールドカードへのアップグレードは行われているようです。

この「他の一定の基準」については公表されていませんが、年間カードショッピングの総額が50万円以上に満たなくても、長くイオンカードを利用している人や、滞納が1度もなくクレジットヒストリー(クレヒス)がきれいな人はアップグレードが行われているのかもしれません。
 

イオンゴールドカードを持つための条件
イオンゴールドカードの案内と発行には審査がある

イオンゴールドカードへの切り替え・切り替えを案内するダイレクトメールは、条件を満たせば自動的に行われます。

これはイオンカードの公式サイトに明記されているので、間違いありません。

しかし同時に、イオンゴールドカードの発行・案内には審査があること、審査によっては発行・案内ができないことがある旨も公式サイトに明記されています。

条件を満たした上で、イオンカードの利用に特に問題がなければ、イオンゴールドカードへのアップグレードは普通に行われると思われますが、たびたび滞納 → 督促 → 支払いを繰り返しているような場合は、条件を満たしていても一定期間アップグレードが見送られる、といったことはあるかもしれません。

 

イオンゴールドカードの特徴と入手条件:まとめ

以上、年会費無料のゴールドカードであるイオンゴールドカードの概要と特徴、イオンゴールドカードを入手するための条件を紹介しました。

イオンゴールドカードは、①6つのイオンカードを選ぶ、②そのカードで年間50万円以上のカードショッピングをする、ことで原則として入手することができます。

年間50万円ということは、月に約42,000円を使えば到達する計算。これは家賃や公共料金、食費といった家計占有率の高い経費をクレジットカード払いにすることで比較的すぐ到達するでしょう。

「ゴールドカードのステータスが欲しいけど、年会費が掛かるのは嫌だなぁ…」と悩んでいる方は、まずは6種類の中からイオンカードを作って、イオンゴールドカードへのアップグレードを目指してみてはいかがでしょうか。

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イオンゴールドカードへのアップグレード対象6カードもキャンペーン対象カードになっているので、ぜひこの機会にイオンカードを作っておきましょう。
 

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