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「イオンカード」は、多くの人にとって身近な存在であるスーパーの「イオン」やショッピングモール「イオンモール」、そしてコンビニの「ミニストップ」などと同じイオングループのイオンクレジットサービスが発行するクレジットカードです。
イオンカードには実に多くの提携クレジットカードがありますが、その中でも特におすすめ度が高いのが「TGC CARD(以下、TGCカード)」。
TGCカードは2022年11月に生まれた新しいカードですが、「映画が1000円で見れる」「海外旅行保険が付帯する」「WAONが使える」といった特徴があり、「イオンカード最強」との呼び声も高くなっています。
ということで今回は、TGCカードの魅力とTGCカードの作り方をまとめてみましょう。
カードデザイン・ブランド | 発行手数料・年会費 | 特徴 |
---|---|---|
保険・付帯サービス | ||
![]() |
無料 | イオンシネマの映画料金がお得 海外旅行傷害保険が付帯 TGCでお得 |
カード紛失盗難保険 ショッピング保険 ETCカード・家族カード追加可 Apple Pay対応 WAON対応 |
TGCカードならではの特典
TGCカードの魅力として、まずはTGCカードならではの特典から見ていきます。
TGCカードの特典①
全国の「イオンシネマ」でいつでも映画が1000円で見れる
まず挙げたいのはTGCカードの映画割引。
TGCカードは、イオンシネマで映画を1000円で見ることができます。しかも特定の曜日や時間帯だけといった制約に縛られることなく土日祝日を含め「いつでも」割引が適用されます。
元々イオンカードは映画好きの人におすすめのクレジットカードなのですが、TGCカードはイオンシネマでの割引額がNo1で、一般料金1000円という水準は日本最安です!
TGCカードの特典②
海外旅行傷害保険が付帯される
TGCカードのメリットの2つ目は、海外旅行傷害保険の付帯。
クレジットカードの中には海外旅行傷害保険が付帯されるものもありますが、実はイオンカードには原則として海外旅行傷害保険が付帯されません。
これはイオンカードの最大の弱点の1つなのですが、このTGCカードはイオンカードにもかかわらず、例外的に海外旅行傷害保険が付帯されています。
TGCカードに付帯する海外旅行傷害保険は、海外旅行中のケガや病気の治療費、カメラなどの携行品の破損・盗難、ホテル設備の損害賠償等、さまざまなトラブルを補償してくれます。
提携カードが50種類以上発行されているイオンカードですが、この中で海外旅行傷害保険が付帯されているのは、この「TGCカード」と「イオンゴールドカード」「イオンSuicaカード」「KNTカード」のわずか4種類だけ。
このうち「イオンSuicaカード」は死亡・後遺障害・病気のみ、「KNTカード」は死亡・後遺障害のみの補償となっており、高額の利用金額が必要となる招待制カードの「イオンゴールドカード」を除けば海外旅行中のトラブル全般を保証してくれるのは、この「TGCカード」のみ。
海外旅行によく行くという方にはおすすめできるイオンカードです。
ただしTGCカードの海外旅行傷害保険は「日本出国前に海外旅行に伴う『公共交通乗用具』または『募集型企画旅行』の料金をTGCカードで支払う」、という適用条件がありますので、その点は注意してくださいね。
TGCカードの特典③
「東京ガールズコレクション」でお得に使える!
TGCカードの「TGC」とは、女性向けファッションイベントの「東京ガールズコレクション」のこと。
そのためTGCカードには、以下のようなTGCで使える特典があります。
- チケット先行販売
- 会場での公式物販が10%オフ
- 会場内専用クロークの利用が可能
TGCに入場するには、事前にチケットを購入する必要がありますが、このチケットは熾烈な争奪戦となり、中々入手が困難。
しかしTGCカードを持っていれば先行販売に参加することができ、一般よりも有利な条件でチケットを購入することができます。
また当日会場では公式物販が10%オフで購入できる他、会場内の専用クローク(荷物預かり所)を使用することができるので、たくさん買い物をしても、サンプル品をもらっても、身軽な状態でショーを楽しめます。
TGCに行く方にとって、TGCカードはぜひ持っておきたいクレジットカードですね。
TGCカードの特典④
クレジット機能+WAON機能
TGCカードは電子マネーWAONの機能が付帯するクレジットカード。
WAONはJR東日本の「Suica」やイトーヨーカード系の「nanaco」のようなプリペイド式電子マネーですが、クレジットカードに付帯していることで複数枚のカードを持つ必要がなくなります。WAONカードをよく使う人にとっては、カードをまとめられるという点で便利ですね。
WAONはセブンイレブンこそ使えないものの、ミニストップはもちろんローソンやファミリーマートでは使えますし、スギ薬局やビックカメラ、マクドナルドや吉野家など使えるお店はたくさんあるので、TGCカードと共にWAONを使ってみるのもよいでしょう。
なお電子マネーWAONを使うと「電子マネーWAONポイント」が、200円(税込)の利用で1ポイント貯まります。つまり0.5%が還元される計算。
さらにイオングループの店舗で電子マネーWAONを利用した場合は、200円(税込)の利用で倍の2ポイント貯まる(1%還元)ので、お得ですよ。
TGCカードの作り方
ここまでTGCカードの魅力について見てきましたが、ここからはTGCカードの作り方を紹介します。
TGCカードも含めてイオンカードを作る場合、原則としてインターネット経由で申し込むことになります。
ただし一部のイオン・イオンモール・イオン銀行などで申し込める場合もありますので、順番に説明していきますね。
TGCカードの申込方法①
インターネットでの簡単申し込み
TGCカードは、インターネットで簡単に申し込みができます。
申し込みフォームへの入力項目はやや多いですが、手続き自体はパソコンやスマホが使えれば誰でもできます。
申し込み後、概ね数日で登録したメールアドレスへ審査結果が送られ、審査を通過していればそこから更に1週間程度で自宅にTGCカードが送られてきます。
TGCカードの申込方法②
すぐにクレジットカードを使いたい人は…
TGCカードを申し込む人の中には「いますぐクレジットカードを使いたい!」という方もいるでしょう。
そんな時は「イオンウォレット即時発行」か「カード店頭受取りサービス」を利用しましょう。
TGCカードをインターネットで申し込む際、「カードお受取り方法について」という箇所で「スマートフォンでのカードお受取り」を選ぶと、申し込み後すぐに審査が入り、最短5分で審査結果が通知されます。
そして審査に通れば、「イオンウォレット」というスマホアプリ上でバーチャルカードが発行されます。バーチャルカードは「iD」や「Apple Pay」に登録でき、クレジットカード番号も発行されるので、すぐにクレジットカードとしてネットショッピングなどで使うことができます。
スマホでのカード受け取りにしても、TGCカードの本カードは、後日自宅に届けてくれますのでご安心ください。
この他、「カードお受取り方法について」で「プラスチックカードのみお受取り」を選んだ上で「店頭で受取ります」を選ぶと、審査通過後にイオン店内にあるイオン銀行(もしくはイオンクレジットサービスカウンター)で「即時発行カード」という仮カードを受け取ることができます。
ただしこの即時発行カードには、以下のような注意点があります。
- 「カード店頭受取りサービス」実施店舗は限られている
- 受け取り可能時間は10時~18時なので、当日受取希望なら17時までには申し込む必要がある
- 本カードは後日自宅に送られてくる
- 即時発行カードには国際ブランド(TGCカードの場合はJCB)が付帯しない
つまり、まずは自宅や会社のそばに「カード店頭受取りサービス」実施店舗があることを確認した上で、当日発行希望なら17時までに申し込み、18時までにイオン店舗へ受け取りにいかなくてはいけない、ということです。
また即時発行カードにはJCBが付帯しないため、本カードが到着するまではイオンカード加盟店でしか使うことができません。つまり、即時発行カードの状態ではイオングループ専用のクレカというわけです。
そして10日前後で本カードが到着すれば、JCBの使えるお店(店舗・ネットショップ)などで通常のクレジットカードとして利用できるようになります。
TGCカードはイオンカード最強!
ということで今回は、TGCカードの魅力やTGCカードの発行方法についてご紹介しました。
イオンカードはイオングループの利用が多い人に特におすすめのクレジットカードですが、とりわけTGCカードは「イオンシネマでよく映画を見る人」や「東京ガールズコレクションに行く人」「海外旅行に行く人」にとっておすすめできるカードです。
電子マネーであるWAONの機能も付帯されているので、キャッシュレス化しつつある現在の社会情勢にも対応。イオンカード最強と呼ばれるのもうなずけます。
TGCカードは他のイオンカード同様に年会費無料なので、1枚持っておいて損をすることはありません。ぜひこの機会に、TGCカードを作っておきましょう!
他のイオンカードを持っている方は?
お持ちのイオンカードからTGCカードへの切り替えはできません。
イオンカードは全て年会費無料&複数枚持てるカードですので、TGCカードを新規に発行しましょう。